当たる・当たらん・当たれ-喝采と苦悩の実証

コンサルティングファームに勤める男が世の中で喝采されている事象、モノや日々の苦悩を深掘りして考えたことを棚卸しします。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

直木賞作品「流」は語る-見えなくてもいい。そこにあればいい。

20年に1度の傑作と称される今年の直木賞受賞作品の「流」を読んだ。 同じタイミングでピースの又吉が書いた作品「火花」が芥川賞を受賞したため、あまり大きく注目を集めていなかったがかなり面白かった。 台湾を舞台に主人公が祖父の死、高校中退(大学受験…